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【文スト】不思議の国の異能少女

第18章 異世界コラボ~銀魂編~


「してないよ。あっくんの再生能力は並大抵の傷じゃあ凌駕できないから。それよりも洗脳……解けてなかったらどうしよう」

「目を覚ましても殺られるのは旦那だけなんで心配しなくていいでさァ」

「オイィィィ!?」

「洗脳したってことは此処の何処かにその装置が在るんだろ……探すぞ」

「お前もスルーしてんじゃねーよ!テメーの部下がとんでも発言してんだろーが!躾がなってないからァァァァ!」

「銀ちゃん私が代わるよ」

「労ってくれるのアリスちゃんだけだから!銀さん、アリスちゃんのために頑張るから!」

銀時を見て、クスクス笑い始めるアリス。
その顔を見て3人は安堵する。


こうして5人は次の階へ進んでいった。




3階には既に武装を決め込んだ連中が山のように居た。


「……大串くん。俺達、テレビの世界に迷いこんだのかな?何かかなり物騒な武器構えてるんですけど」

「……アイツ等の星は戦争が日常だからな」


全員がマシンガンを装備しており、中には総悟が愛用しているバズーカなんかよりも威力の有りそうなものを構えているのもいる。


「此処まで来るとは流石に侮っていたよ」

「一体何人居るわけ?」

銀時が呆れながらぼやく。


「我々を除けば後はボスだけだ」
「そして、ボスから伝言だ」

「「「………。」」」


男達がニヤリと嗤っている。


「一人だけ此処を通そう」

「「「!?」」」

「……。」


告げられた言葉を聞いて目を見開く3人。アリスは黙って聞いている。


「この上にいるのはボスと、君達のお姫様だけ。最後の戦いをしようじゃないか……とのこと。誰でもいいが誰が行くか?」

「はっ!そう言ってこっちの戦力削る作戦なんだろ?どーせ」

「誰がそんな誘いに乗r「総くん」」


銀時と土方の言葉を遮るようにアリスが沖田の名を呼ぶ。


「何ですかィ?」

「行って。神楽ちゃんが危ない」

「!」


アリスの言葉を聞いて沖田は何も言わずに走り出した。

「ちょっと待て!総悟!?」

「おい!?ここは話し合いの場面だろ!?」


「銀ちゃん、土方さん」

「「あ!?」」


凄い勢いでアリスを見る。


「あの連中の云うことは本当。上には神楽ちゃんとアイツ等のボスしか居ない」
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