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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第34章 34話



「だけどおかしいね、話しているとあんた達はミケの事を知らなかったようだけど
このお嬢ちゃんはどうして賞金首稼ぎが扉を開ける前からミケの存在を知っていたんだ」

「・・・!」


え・・?わたし?
きっとそういう顔をしているだろう
やっと落ち着いた心臓も、ゼブロさんのその問いかけにまた心拍数を早める

他の3人は私に目配せをして話していいのか訪ねてきた
私は小さくうなずいて返す、ゼブロさんなら多分大丈夫だろう


「あー、それはだなオッチャン、話すとなげーんだこれが。」

「要訳すると、一部の未来を知っている者・・とでも言うのが妥当だろうか・・。
信じられない話かもしれませんが、彼女はこの世界を傍観出来る別世界から
何らかの事情でここに来た人物、しかし我々もまだよく解っていないのが現状なのでこれ以上は説明のしようがないのですが・・。」


「それでミケの事を・・?何やら君も大変な境遇みたいだねぇ、それならもうこの屋敷の事は解っているんだろう?
きっと私の知りえない部分まで知っているんじゃないかな、君からも彼らを説得してくれるとありがたいんだがね」

「・・・あ・・、わたしは・・・、その・・」

「申し訳ありませんがゼブロさん、彼女は生死がかかわる事や必要のない外傷を負う恐れがある時以外口を出さない事にしているんです
でないとこの世界の先が変わってしまい彼女の力が及ばなくなる恐れがあるから・・
よってここの場の事は我々の問題、私達自身で解決しなければならないと思っています。」

私がどもり、答えられないでいるとクラピカが颯爽とそう切り返した。
3人共引く様子はないし、強気だ。

ゼブロさんには悪いけど折れてもらう他ない・・








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