【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第4章 4話
…
「ひ…ヒソカさん、わたし…わた…もうむ…はぁっ…はぁっ…」
「なに…?もうギブアップなの?」
走り出して数分後…
私みたいな運動不足の高校生が、超人達のペースについていけるわけがなく…
今にも膝をつきそうな足取りで、必死に後を追っていたがもう限界だ。
「はっ…っひ …はぁっ!ご…ごめんなさ…ごほっ!ごほっ!」
「普通の人間でももう少し体力あるよね?」
「いやっ…私…!はぁ…はぁ…うんどう…はぁっ…とかっ…得意…はぁっ…じゃなくて…っ…」
「何を言ってるか分からないよ」
も…もう限界…
ヒソカの言ってる事を理解する余裕もないまま、私は膝から崩れ落ちた。
・・れ
あれ…?
「仕方ないなぁ…もしかして、キミわざと?」
「…!?…ひ、ヒソカさん!!っはぁ…ぜぇ…も、やですこの…っこのかっこはぁ…!」
地面に倒れ込みそうになった所をヒソカにまた抱きかかえられてしまった…
ぱ…ぱんつ見えちゃうから嫌だって言ってるのに…。
「スカートが短すぎるんじゃない?」
「なっ…!」
この人やっぱり分かっててやってるんだ・・!最低!!
最低なのは知ってるけど!!怖くてそんなこと言えないけど!!
「まぁ、そんな顔しないで。すこし寝ててよ」
「…っえ? うっ…!んぅ…。」
そうして何をされたか分からないまま、私は意識を失った。
20121211(update:20240726)