【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第31章 31話
・・・・・
「よぉ」
つかつか歩きながら話をしていると、後方からハンゾーが来た
「おまえ、もう大丈夫なのか?おもいっきり腹刺されてたみたいだったが」
「わっ、私ですか!?だ、だい、大丈夫ですっ・・」
初めてハンゾーさんと話した私は、突然の事だったからか緊張のあまりどもってしまった。
彼は気さくに近寄ってくると私の肩を拳で軽く小突き
「あの時はなかなか根性据わってんなと思ったが、その時の威勢はどうした~?」とからかわれた。
私はどぎまぎしながら「はい・・」「えぇ・・」としか言えずに、彼の話にただひたすら相槌を打つ
そうしてひとしきり私にマシンガントークを浴びせた後、彼は名刺を渡して去っていった
嵐のような男だと私は思った。
その後はポックルだ、レオリオとクラピカの2人とホームコードを交換し
私とゴンにもコードをくれた。
「名前、オレは信じてるぜ。だからまた会おう、生きて」
「・・はい!もちろん。連絡しますね」
「達者でな」
ポックルとも別れを告げ、ゴンと一緒にサトツさんの所へ行った私は
サトツさんにもホームコードを渡され何かあったら連絡するようにと言われた。
そうして・・試験官の人達にお世話になったお礼をし
私達は試験会場を後にしたのだった。
130419