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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第31章 31話





「もう歩いて大丈夫なの?」


「うん、そもそも外傷だけだから全然平気!」


あれから私は講習終わりのゴン達と落ち合った
お腹の傷は正直痛い。痛み止めも飲んだけれどそれでもかなり・・

だけど3人に余計な心配も気も使わせるわけにはいかないし
生理痛だと思えばこんなものどうって事無かった。

幸いお腹の傷だから3人には見られてないし、かすっただけという事にしている



「あんまり無理するんじゃないぜ、替えの包帯と傷薬はもらったのか?」

「大丈夫ですよ、化膿止めも飲みました。」



「・・・名前、何故言わなかった。」

因みにクラピカはずっとこうだ、私が運ばれてから機嫌が悪かったらしい。

私から見ても明らかに怒っている・・


これは・・数針縫ったなんて言ったらこっぴどく叱られるんだろうな・・・。


「なぜって・・・・だって・・・、えっと・・」



「話くらいしても良かっただろう、何故頼りにしなかった」

「・・・それはだって、迷惑かけれませんから。」


私が目を泳がせそう答えると、クラピカは呆れたようにため息をついた。



「私は自分が情けないのだよ・・、頼むから危険な事はやめてくれないか。」




・・・・自分が一番身体はって危険な事しでかす癖に・・




「頼りにされてないのが淋しいんだよクラピカは、とにかく危ない事する前にオレ達に相談しな
それともそんなに頼りなく見えてるのかね、名前ちゃんからは」

黙って答えないでいると、レオリオは私の肩を抱きながらそういった。

「オレも、名前が怪我するのはやだよ。」

ゴンも私の前に出て、目をまっすぐ見つめそう言ってくれる



「うん・・・、ごめんなさい。」





「さ、じゃあこの話はもう終わりだ!いいなクラピカ」

「別に私は・・」


と言いかけて、クラピカは口をつぐんだ
心配してもらえるってありがたいなと思う。



「キルアの話になるが、ククル―マウンテンか・・・聞いたことがねーな
名前ちゃんは知ってるのか?」

「え?!や・・流石にこの世界の地理的な話は・・・・たしか・・なんとか共和国にある観光名所で・・」

「観光名所ぉ?ホントかよ」

「しかし、そうであれば電脳ネットで簡単に調べられるな。あとでめくってみよう」


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