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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第28章 28話


「や」

「キルアの、兄貴・・!?」

イルミの登場に会場の誰もが動揺している中、私とヒソカだけはそれを冷静に見つめていた。

「お前はハンターに向かないよ」

やり取りを繰り返していくにつれキルアの挙動が不安定になっていく・・

ゴンと友達になりたいと言う彼はもう素のまま、ただの少年だった。

それがイルミの前だからなのか、口にした願望があまりにも純粋だったからなのか

何が彼をそう見せたのかは解らないけれど、私にはキルアがイルミの言うような闇人形には見えなかった。

「よし、ゴンを殺そう」

そうして事は次第に大きくなっていく

ゴンを友達というのなら、邪魔だから殺してしまおう。

話がゴンを殺すという結論に至ると、イルミは委員会の人間に針を刺しゴンの居る部屋へと足を進めた

暴走し始めたイルミを止めようと受験者達が扉の前に集まり立ちはだかる

それを目の当たりにしたイルミは何ともわざとらしく困った身振りをし、合格してからゴンを殺すと宣言した。

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