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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第27章 27話



「よかった・・」





「よく最後まで見守ったな」

「え・・」


別室に連れていかれるゴンを見送りながら私は安堵の言葉をつぶやくと
後ろからクラピカがそう言ってきた

「この試合の結果も、全て知っていたのだろう・・?けれどシナリオ外のアクシデントが起きたら自分が何とかしなければならない・・
その責任感故に君は最後まで試合を見届けた・・違うか?」

「・・・それもありますけど・・、  何より私もゴンと同じく・・ここで目をそらしてしまったら、何にも立ち向かえなくなるような気がして」


クラピカはその言葉を聞くと軽く私の肩を叩き「勝ってくる・・」と言って第二試合へ向かった。







「第二試合、クラピカVSヒソカ」


「おい~絶対ヒソカを上にあげるな~」

「レオリオさん・・クラピカさんなら大丈夫ですよ。」

必死にヒソカとの対戦を逃れようと念じるように呟くレオリオに、私はクラピカの勝利を匂わすようなコメントをした。
しかし彼はショックでうなだれると同時に少し喜んでいるようだ

「マジかよ~・・・、でもまあ名前ちゃんがそう言うならオレの未来も明るそうだな」

・・非常にポジティブシンキングである・・。



そうして試合は第三、四、五と続いてゆきついに第六試合・・レオリオがボドロさんの体調を理由に試合を延期し





第七試合となった・・・・





「兄・・・貴!!」










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