【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第25章 25話
「へぇ!名前って17歳なんだ!5つも上だったんだねー」
「おま、驚くとこそこじゃねーだろ!オレはまだ信用できないね、五次試験の内容とか教えてよ。」
「私も・・ゴンって呼んでいいかな」
「勿論!」
「おい、お前らな!!」
ゴンは私の思っていた以上にゴンだった。
というのは、この話をしても彼の事だ
特に何も聞かず触らず「ふーん」というリアクションをされるのは、なんとなく解っていた。
けれど実際話してみてこうだもの、ゴンはやっぱり純粋に私の話を受け入れてくれているんだ。
「オレの事もキルアでいいよ、くん付けとかきもちわりーし」
「!!・・ありがとう」
キルアもどこかでゴンを信頼しているんだ、仲良くなるのは時間が解決してくれそう。
「それじゃあ、これからもよろしく!名前!」
ゴンはニッコリ笑ってそう言ってくれた・・
その言葉をもらえて
私は始めてこの世界に受け入れられたような気がした。
130410