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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第25章 25話




「キルアがここでお茶してるんだ、いっしょでもいい?」

「もちろん」


食堂へ着き、私達は食事の乗ったプレートを持ちながらキルアを探していた。


「おい!ゴン!」

「あ、キルア!」


後ろから声が聞こえたので振り向くと、キルアは私を見て少し嫌そうな顔をした。
やっぱりお邪魔だったかな・・


「なんだよ2人して、仲良さげじゃん」


席に付きキルアにそう言われ、私は何故かさっきのゴンくんとの事を思い出してしまい自分の耳が熱くなるのを感じた・・・

動揺してはマズいと思い、コップの水を飲んだが余計に不自然だったらしく
キルアはニヤリと笑うと「ふーん」と鼻を鳴らす

「お前ら揃って顔赤いぜ?どうかしたか?」

え・・?


キルアの「お前ら」とゆう発言に隣のゴンの方を向くと彼もまた顔を赤らめているようだ

え・・?いやいや・・うそ、なに・・そんな顔されるなんて
私の顔がかっとなったのは君が頬に手を添えたその行為なのであって、とゆう事は私が抱きついた事でゴンが顔を赤くしているという事で・・・こんな顔するなんて思わなかった・・・
なんかこっちまで恥ずかしい・・・・・・・


「あ、赤くなんか無いよ!」

「私も!わたしも・・ちょっと長風呂しちゃって」

「・・・へー、まぁいいけど?」


キルアも興味が逸れたようで、それからはゴンと四次試験の話をしていた。
私は横で黙って聞きながらオムライスを頬張っている


「それでね、そこで名前さんが洞窟の中に入って、ポンズさんを説得して催眠ガスを譲ってもらったんだ
そしたら後は簡単だったよ。中でガスを噴射すれば間違いなく全部の蛇にいきわたるから、後はバーボンのプレートと2人を連れて洞窟を脱出しておしまい!」

「なるほどねー、・・でもおかしいぜ?どうしてコイツが洞窟の中の事情を把握してたんだ?」


話も終盤に差し掛かってきたところで、とうとうこの話題だ

ちょっと忘れてた・・
2人に話し出すのを待つように見つめられて・・一気に緊張が走る。




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