第21章 21話

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「ヒソカに見つかる事は知らなかったのかよ名前ちゃん！」


「あー・・いや、ごめんなさい。知ってました。」



まあそう責められる事は覚悟で黙秘してたんだけどね・・


「なんだって教えてくれなかったんだよ！プレートを1枚奪われちまったし・・ちくしょー・・」


「彼女を責めるのは筋違いだぞレオリオ。彼女が居る事が原因で起きた不幸ではない

黙っていたのにも何か理由があったのだろう」


「・・はい・・一応、・・・・でも！これからきっと名誉挽回しますから！」


「たのむぜぇ・・・、このままじゃオレだけ不合格になっちまう」




ますます落ち込みに拍車がかかっているレオリオ・・

このまま後の6日間も何ひとつ状況が変わらないだなんて、言えないな。



私は励ます様に彼の背中を叩きながらそう思っていた。










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