第18章 18話

「それでは1番の方スタート！！」

ヒソカさんのこぶ状態の私は、必然的に最初にゼビル島に入る事になった。

しかし、スタートの合図と共に何も言わず歩きだし
後ろを行く私を気にする事も振り向く事もなくヒソカさんはスッと森の中へと消えてしまう。

私もこの試験でヒソカさんと一緒に行動するのは些か危険だろうと判断したため
特にヒソカさんを追いかける事もせず、ノートにとった作戦通りスタート地点にとどまって彼を待つ事にした。

「404番スタート」

「クラピカさん！」

「名前・・！」