【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第140章 140話
「あの…どうして私の話、急に信じてもらえるようになったんですか…?」
おずおずと遠慮がちに質問すると、傍に立っていたパクノダからとんでもない事を聞く
「そう言えば言ってなかったわね。あなたのお友達と会ったのよ私たち
その時にゴンってコからあなたの記憶を見せてもらったわ」
「え!ゴンが?!もしかして…尾行して捕まってアジトに来たんですか?」
「ええ、鎖野郎について探っていたら、まさかあなたに辿り着くなんてね、思いもしなかったわ」
あ れ だ け念を押して注意したのに~~~~っ!
ゴンとは先ほど電話で話しているため、無事とは分かっているものの…
必死の警告が無駄だったことを知って、私はあまりの悔しさに唸りながら頭を抱えた。
「そうだ忘れてたぜ団長!!そいつの入団の推薦するぜ!!
ウボォーが居ない間だけでもいいから、一回会ってみてくれねーか?!
こいつの連れならすぐに呼べるだろ?!」
「ちょっと!今はそんな話してるんじゃないよ。
まったく…生きてると分かった途端調子に乗りやがって…」
案の定ゴンはノブナガに気に入られてしまったらしい
勢いよくゴンの入団を迫られたクロロは、マチがそれを制止するまでただ考え込み…黙っていた。