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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第135章 135話



鎖野郎と関係がない事が分かると、一部のクモのメンバーはオレ達を解放してやろうと話始める。
他の連中の態度からして、どうやらパクノダは記憶を読む念能力者らしい…
ヒゲの発言で鎖野郎とクラピカが結びついてしまっている今、もう一度念能力で鎖野郎について聞かれたらかなりヤバいな…。


「オレ達の標的は鎖野郎だけだ。それ以外は放っとけばいい」

「だ そうだ、よかたな、お家に帰れるね」


これ以上状況を悪化させない様に息を殺していると、どうやら解放に反対していたメンバーも納得した様だ。

よし…このままここを離れれば、一先ずクラピカの事はバレずに済むな…



「こっちにも聞きたい事がある。」


人がホッと息を吐いたその時だった。


「地下競売を襲ったのはお前らだろ…その日会場で17歳の女の子を見なかったか?」

「なっ…!ゴン!!」


なんとゴンは堂々と名前のことを口にしやがった

コイツッ!状況分かってんのか…!!



「…あっ」

息をのむ間に、1人の男が何かを思い出したように声を上げる

言い出しっぺはオレだけど、ここに来て名前と旅団はもう関係が無いものと思っていた。
こんな奴ら相手に、あいつが立ち回れるわけがないと実感したからだ。


「もしかしてあの子が言ってた”友達”って、お前らのこと?」


ところが…、どうやらオレの読みはある意味外れて、ある意味当たっていたらしい…。
声を上げたその男は、ポケットから名前の携帯電話を取り出すと、オレ達に見せつけた。




「「!?」」




20240115
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