【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第16章 16話
結局ヒソカさんに流され、私はなんとこの異様な組み合わせでトランプを囲む事になってしまった・・
命の危機まで感じるトランプゲームなんて生まれて初めてです。
因みに意外にも何度か勝つ事ができました。ババ抜きは運だから
それからは残りの64時間、様々な事に時間を当てた。
食料は飛行船からパンやお菓子やミネラルウォーターなんかを持ち込み、この試験のために前もって準備していたので心配なく過ごせた。
座りながら寝るのはお尻が限界なのでコートを引いて床で寝たりと、もはや半野宿状態
忘れないうちにとノートにストーリーや展開を覚えている限り書き留め、今後のとるべき行動をまとめたりしていた・・。
そして試験も残り10分というところまで差し迫った頃
ヒソカさんは30秒おきに、残り時間が表示されてる電光掲示板をチラチラと見ていた・・ゴンの事を気にかけているのだろう
正直私も物凄く心配だ・・、何も変わらずお話通り5人そろって合格してくれればいいけど・・・。
『残り2分です』
そろそろだな・・・
私は手荷物をまとめ、すくっと立ちあがると
ゴン達が出てくるであろう壁の扉を探しそこに寄り掛かった。
スケートボードのローラーの音がだんだんと近くなってくる・・、ここの扉で間違いなさそうだ。
一方ヒソカさんは、そんな私の行動を向かいの壁に寄りかかり不思議そうに見ている
その視線に気づいた私はヒソカさんにニッコリ笑ってひらひらと手を振った。
『残り1分です』
ゴゴゴ
「ケツいてー」
「短くて簡単な道がスベリ台になってるとは思わなった」
きた!!
扉のすぐ横で待っているとゆっくりと扉が開いた
はじめに出てきたのはゴン、キルア、クラピカ・・
3人ともそのまま前に進んでいったから、壁に寄り添っていた私には気づかなかったようだ。
上手くいってればレオリオとトンパも出てくるはず
私は居ても立っても居られなくなり、ゴン達が出てきた出口を覗きこんだ。
「全くイチかバチかだったな」
!!
「レオリオさん!良かったぁ・・合格おめでとう!!」
彼らの無事を確認できた事で私は嬉しくなり、思わずレオリオの前に飛び出した。