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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第127章 127話


ウボォーside
~~~


「………、さすがにかなり痛えな」


「ウボォーさん…!!」


バズーカの弾を受けきったオレを見て、マフィアの連中が蜘蛛の子を散らしたように逃げ惑っている
そんな中、あの女が喚きながら戻ってきた。


「おう、オレの勝ちだったか?手ごたえはあったんだが」

「ごめんなさい!あ…ぁ…すみません!!すぐ戻って来れなくて…大丈夫ですよね?!」

「このオレがバズーカ砲浴びたくらいでどうにかなるわけないだろ、知らねえのか?」

「知ってますけど…!でもっ私が介入してしまったので、万が一があったら大変じゃないですか…!」

かなり取り乱してるな…こんな小娘に心配される覚えはないが、一体どうしたんだ…?
よく見ると鼻血を出して白目も充血している…、オレよりもよっぽどこいつの方がヤバそうだ

「お前こそ大丈夫かよ…」

オレの方も心配する義理はねえが…なんつーかこいつは、痛々しくて見てられたもんじゃねえ…



鼻を指で拭ってやると、自分が鼻血を出している事にすら気が付いていない様だった。
オレの指に付いた血を見て驚いて慌てている…、さっきまでの集中した真剣な表情は何処へやら、別人に思えるほど普通の小娘にしか見えなかった。




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