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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第124章 124話






「これ着る?」

シャルナークに差し出されたのは1着の黒いベロアのドレス


「え?私がですか?」

「そう、結構フォーマルな制服だとは思うけど、会場でその格好だと子供だって一目瞭然だし少し浮くでしょ
シズクが着たがらなかったドレスだけど、サイズピッタリだと思うよ」

「なんでシャルナークがこの女の服のサイズなんて知ってるのさ」

「お前は”ハダカ”見たもんなァ」


実行組が集まる小部屋、ヒソカはバトンタッチで見張りの役割から解放され、他の団員が控えている大部屋に行ってしまった。
私も一応車に乗せてもらえることになって、今は各自着替えを済ませている。

男性陣はフォーマルスーツにサングラス
女性陣のマチとシズクは私服のまま、その着替えを呆れたように待っていた。



「見てないって!」

「は?何の話?そんなことしたのアンタ…」


ウボォーから冷やかされて焦るシャルナーク
そのやり取りを聞いてマチが軽蔑の視線を向けている


私はというと背後でこっそりと着替え始めていた。

スカートの下からドレスを履いて、スカートを脱ぎ
ドレスの裾に手を通してからブラウスを脱げばその場で着替えられる。


ドレスに合わせて髪の毛をアップにまとめ、支度を済ませると
上機嫌なノブナガに「お!良い女に見えるもんだな」と揶揄われた。


初めて会った時はガキって言ってたくせに…




「フェイとフランクリンは?」

「あいつ等は切り込みだから、先に着替えて車ん中でなんか話してるぜ」

車は2台でドライバーはシャルナークとフランクリンらしい

車に向かう一団に続き、渡されたパンプスで歩き始めたら少しサイズが大きかった。
まあでも足首にストラップが付いているから脱げはしないかな…

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