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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第111章 111話《ヨークシン編》




その辺りからはやや落ち着きを取り戻し、冷静に考えれば私が悪かったなととさえ思い始めている…。


「突然ごめんなさい、前にお渡ししたハンカチ…まだ持っていてくれたんですね」



ヒソカからタオルを受け取り、自分で身体を拭く
とりあえず鞄を非難させて、髪の毛の水気を拭きとった。

「ああ…あのハンカチか 何?キミそんな芸当ができるようになったんだ…」



ヒソカの声色が高くなり、フフフ…と今までで一番気持ちの悪い笑い方をされて鳥肌が立つ
思わず顔を上げると、開けっ放しになっている浴室の扉の外で、バスローブ姿のヒソカが壁に寄り掛かりながら私を見つめていた。

相変わらず腰に力の入らない私は、必然的に下からヒソカを見ているのだけど…



グ…

グググ…



「!?」


バスローブ越しに明らかな猛りを目撃してしまい、私は息を止めて目を閉じた。

やっぱりとんでもない変態…だ…





20230926
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