• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第13章 13話


ゴンとキルアとも合流し船を降りて間もなく
第三次試験の始まりが告げられた。

「生きて下まで降りてくる事、制限時間は72時間」

ただそれだけのルールを言い残して、飛行船は行ってしまう
私はその小さくなってゆく飛行船をただ眺め、見送った。

「わっ、あの人壁をつたって降りて行くよ!」

「マジかよ」

ふと後方でゴンとキルアの話し声が聞こえる
塔の端に駆け寄ってく彼らに私も恐る恐る近づき覗き込んだ・・

!!!!!

「だめ!!直ぐに上がって!!」

「!?」

そうだ!忘れてた!!ロッククライマーが怪鳥の餌になるシーンだ!!

「お願い戻って!!!」

「おい!なんだよ急に!!」

身を乗り出し精一杯声を張り上げ取り乱す私に、キルアが止めに入った。

「ダメなの!!このままじゃあの人!珍獣の餌になっちゃう!!!」

「おーい!!おじさーん!!そのまま行ったら珍獣に食べられちゃうんだってー!もどってきなよー!!」

私の横からゴンも大声を出す、しかしクライマーは話しを聞こうとしない。

「お願い!!言う事をきいて!!お願い!!!!」

私も段々と焦りが募り力の限り声を張り上げた・・・

しかし
/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp