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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第85章 85話





「もどりました~」

2人を送ってから稽古場に戻ると、ウイングさんが椅子に座って本を読んでいた。
ズシはその横で今日の行に取り組んでいる。

「おかえりなさい」

「すみません、能力の事で少し相談があるのですが」

ズシの邪魔にならないように小声でウイングさんに話しかけ、別室に移動してもらった。


「今回の件、予測できていたのに私が油断してしまって・・
ズシを危険な目に合わせて・・申し訳ありませんでした。」

「どうして君が謝るんですか、悪いのは奴らですよ。2人とも無事で本当に良かったです。」

「相手の能力に捕まってしまいました・・。
それで、この件を踏まえて。以前ウイングさんがお話していた。
『オートでの能力の発動』について、お話があるんです。」

「なるほど、タイミングとしては適切ですね。」


私の新しい能力、オートモードの回避能力
接触を条件に、視界の範囲で自動的にテレポートする事ができる

出来れば接触という点でもう少し絞り込んだ条件を付けたいのだけれど
自分の性質と制約上、どの範囲が適切なのかが私には判断できない・・
それにどんな修行を積めばいいか・・。


「時間はかかるでしょう、でも今の君には一番必要な能力かもしれませんね。」



20170123
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