【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第84章 84話
「凄い殺気ですよ」
「わりぃ・・、オレがきっちりカタつけっから・・」
闘技場にウイングを呼びつけたキルアは、目も合わせず余裕がない。
その雰囲気に嫌な予感を感じつつも、ウイングは名前を背負いながら
キルアにズシを運ぶよう頼んだ。
「途中から君の殺気を感じました。
襲ったというその2人は、まさか・・」
「流石にあの場で殺しちゃいねーよ
2人が気を失っている場面でリスク背負えねーからな、相手の望み通り闘技場でのマッチを予約してきた。
リングに上がる前に、二度とこんな事できねえようにしてやる・・」
「・・、よく我慢しましたね。気持ちは解りますが、いけませんよ
この2人が知ったらどう思うか考えなさい。」
ベッドに名前を寝かせ、ウイングはキルアを諭すように問い詰めるが
結局キルアは稽古場から出て行ってしまった・・。
名前が目を覚ましたのはそのすぐの出来事だった。
170123