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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第75章 75話



そんな時、キルアがそう言い出したが、まだ丸っとケーキ2つ程残っている・・
私がどうするのと口を開くと、言葉の前に突然口にケーキを突っ込まれた。


「お前食え」


「んむっ・・!!??」


ちょっ!
一口がデカい!

抵抗する私にキルアは次々とケーキを口に運んでくる
私も早くお店を出たい事もあってやけになり、パクパクとキルアの運ぶケーキを半ば強引に受け入れた。

咀嚼しながら会計を済ませ、逃げるようにお店を後にする
口の周りにクリームをつけながら支払いをしていたので、店員さんにまで笑われてしまった。

もうあのお店いけないよ・・


「あー食った食った」


満足げに歩く2人の後をトボトボとついていく・・

しかし、すこぶる機嫌の良くなったキルアの横顔がゴンと笑い合ってるのを見て
まあいっかなっと思えてしまった。

彼なりに気を使って、早くお店からでようって言ってくれたの
なんとなく気づいちゃったから・・。




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