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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第7章 7話



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びしょびしょだったブラウスもシャツもスカートも、焚火にあたっている間にすっかり乾いてしまった
着ていた下着も、もうさほど気にならないほどだ。

「よいしょっと・・」

パンッとはたいてシワを伸ばし袖を通す

「もう二次試験終わったかな・・?」

ドゴォン!!

腰に巻いていたコートの下から慎重にスカートをはいていた、その時だった。
僅かな振動と共に会場内から大きな音が聞こえた。
トードーが切れたんだな・・という事はそろそろ・・

パァン! ガシャン ドォォン・・


あ・・・


やっぱり
トードーが暴れてブハラに張り飛ばされ、試験会場の窓を突き破り地面に叩き付けられた音だ。

「急がないと」



私は素早く荷物をまとめ、火を消しその場を離れた。
騒ぎの反対側から回り込み受験者たちの群れに紛れる・・

「うわー・・大きな飛行船・・」

ネテロの声が聞こえると、空から本人が降りてきた。
ここまでもシナリオ通りだ・・

まあたいして心配するような事は無かったけれど

ネテロの登場にざわめく中、私はゴン達を探して人ごみをかき分けた。

「名前」

「え・・?  !!ひゃ!!」

誰かに腕を引かれるとぐるんと視界がかわり、ヒソカのアップがずいっとわたしの視界をおおった・・

「ヒッヒソカ!!・・・さん」

「ちょっとボクと一緒にいてね」

「え?どうし」「いいから」


そういえば今・・わたしの名前・・
ゴン達と話してるのを聞いてたのかな。





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