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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第6章 6話



「それじゃスタートよ!!」

ヒントを説明したあと、受験者達は各自厨房へと散らばった。

「ライスだけで作るのかなーーー」

「道具とか見ると 他にも何か使いそうだぜ」

「名前さんはスシって知ってる?」

「え! ・・・あ・・・いや、ちょっとわかんないなぁ・・ごめんね」

「そうだよねー」

スシ・・スシ・・・と呟きながら頭を抱えるゴンたちを尻目に、私はひたすら顔に出さないように必死だった。
聞かれた時は心臓が波打ったよ・・

ちらっとハンゾーを見ると、小さくガッツポーズをしていて私にとっては反面教師。

あれは顔に出すぎだよね


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「ニギリ・・・か 大体料理のカタチは想像がついてきたが、肝心の食材が全くわからねーぜ」

「具体的なカタチは見た事がないが・・・ 文献を読んだことがある。 たしか・・酢と調味料をまぜた飯に新鮮な魚肉を加えた料理、のはずだ」

おお、流石はクラピカ、今回も原作通り上手くいきそうだね
私はレオリオのオーバーリアクションに投げつけられたしゃもじをキャッチした。


「おい、ゴン 魚だって、早く獲り行こうぜ。こんな人数で寄ってたかって魚獲っちまったら俺らの分なくなっちまうぞ!」

「オレ魚釣りなら得意分野なんだ!ラッキー!」

「受験者で釣竿もってるのおまえくらいだっつの」

ゴンたちの会話が聞こえたので後を着いていく、とゆうか着いていかないとここに一人残された私は悪目立ちしてしまうので仕方なくだ。
本当はこんな怖い森になんて行きたくないよ・・。
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