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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第56章 56話



「キルア!私、お金返せるかもしれない!」

「は?突然どうした」

「ギャンブルスイッチ!」

あまり大きな声で言えないので目で訴えるようにキルアに言う
そう、ギャンブルスイッチがあれば、この先の勝敗が解っている私は
あくどい手段かもしれないが大金を手にする事ができるのだ・・!

「・・?あ!なるほどな、イケるぜそれ!いやでも・・お前元手が無いだろ」

「!!」

「なになに?2人共ー」

そうだ・・・私そもそもお金持ってなかった・・・。いや、笑えない・・・
せっかくのチャンスなのに・・、借りるって言っても今すぐはゴンもキルアも持ってないし
勝敗が解ってる勝負見逃すなんて・・

私が落ち込んでいる間にキルアはゴンにギャンブルスイッチの説明をしている
そんな事をしているうちに、エレベーターはあっという間に50階へと到達した。

「50階でーす」


同じエレベータに乗っていたズシも50階に下りる


「押忍!」

目があった私達は立ち止り、キルアとゴンの2人は挨拶をした。

「自分、ズシといいます!お三方は?」

「オレキルア」

「オレはゴンよろしく」

「名前です、こんにちは」

できるだけにこやかに挨拶っと・・、第一印象第一印象・・。

この後も先に待っているウイングさんに出くわすわけだから、ここは慎重に・・
変な人だと思われないようにしなきゃ・・

なんてったって私のこれからの念の修行、ウイングさんに頼る気満々ですからね!!


「ズシ!よくやった」

「師範代!」

ううう噂をすればなんとやらだー・・  心の中でだけど!

ごちゃごちゃ1人で要らない事を考えているい内に、とうとうウイングさんとの初対面になってしまった。
心の準備できてないよ、やばいよどうしよう。

この世界で知ってるキャラクターと会うのって、やっぱり何度経験してもすっごく緊張する

つかつかとこちらに近づいてくるウイングさんを前に、私は少し挙動不審になっていた。




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