• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第49章 49話




数々の疑問を抱きながら
わたしは又、水見式のグラスの前で練を行っている。

それはゼノさんからの提案で、もう一度
今度は水の上からグラスの乗っている机の上に葉を移動させる事を目的に練を行った。

先ほどの水見式を見ていたゼノさんによると
私はグラスの足下に溜まった水滴を意識するあまり、そこに葉が移動したのだという

なのでそれを実証する為に今度は水の上から机の上に葉を移動させてみようというのだ。

私は懸命に机の表面を意識して念じる事に集中した



「目を開けてみろ」


「・・・・・」



結果は紛うことなく



机の上に葉が投げ出されていた・・・




「ぜ・・・ゼノさんがつまんで落としたんじゃないんですよね」

「自分でも解っているハズじゃ・・、きちんと念じた場所に落ちているだろう・・」



た・・確かに、私は自分の右手前に葉を落とそうとした

実際全く想像していた通りの場所に落ちていて逆に信じられないのだ・・。


「これでより確実だな、この念は物体の空間移動に長けている
しかしどう料理するかはお前次第だ、お前の考え一つで何物にも代え難い最強の能力になるか
はたまた最悪の能力になるか・・・・。まあまだまだ先の話じゃ、今のうちにしっかり考えておけ」


「・・・・はい・・・。」



/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp