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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第49章 49話






!?



「あれ・・?!葉が・・!!」



どきどきしながら目を開き、グラスを確認すると・・・



そこには・・・・水の入ったグラスだけがあって、浮かんでいた葉が跡形も無く消え去っていた。


「こっ・・これはっ、これはどういう事なんですか
私えっと葉っぱが消えるのは・・えっと」


ゼノさんはグラスを見つめてじっとしている・・。

その横で私は完全にテンパっていた

葉が消える系統なんてあるはずも無いのに必死に思い出そうとしていたのだ。
少し考えれば解きってる事なのに・・


そう

群青のオーラの正体は



「『特質系』・・・。」



わたわたと騒いでいる私の動きも
その一言でやっと現状を理解しピタと止まる

「ととととく特質系・・!!」


「それに・・、もしかすると能力もある程度特定されるものかもしれん・・」

ゼノさんはグラスを持ち上げ、足下から何かをつまみ上げた



「!!」


「葉はここじゃ」


驚いた事に葉はグラスの下へと移動していたのだ・・







「お前には・・、お前のこのオーラには
既に決まった能力が備わっているようじゃ、系統は特質系だな」

「決まった能力・・ですか」


「うむ、『発』で決める己の能力の事じゃ。
本来ならこんな事は考えられんだろうが、あえてこの状況を説明するなら・・
このオーラは元々、別の能力者の物であった可能性がある。
それが何らかの理由でお前の身体に宿った・・
というのが今のところ推察できる苦しい説明じゃ。」

「え・・?は・・、え?    んん・・・?」

「・・座れ、一度落ち着いて話そう。」



突然わけの解らない話をされ、流石に私もパンク寸前だ

え・・?なに?
だってオーラってその人の生命エネルギーで・・、それを操る事が念で・・・
それって人に移るとかそういうのって、そんなのって


そんなのってありなの・・・






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