【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第47章 47話
なんで・・・
なんでできないの・・・・!
「・・・・」
それからすぐに、昨晩の復習として纏をおこなった私だが
「・・っく・・!」
上手くいかない・・・
ちらりとゼノさんを伺うと、背中で腕を組んで呆れたようにこちらを見ていた。
その様子を確認して私も焦るが、案の定焦れば焦るほど上手くいかない
せっかく歩けるようになるまで回復したのに・・・・
「いい頃じゃな・・・」
「え・・?」
!!?
ゼノさんがぼそりとそういった直後・・
オーラの色が橙から群青に変わった・・・
するとどうだろう・・、不思議と纏を行えるようになったではないか・・・・。
「!!なっ・・、なに・・・?なんで・・・!」
「成程・・・。ではそのまま練の行に移る、しっかり話を聞け。
練は纏とは違い、身体が覚えれば自然にできるものではない
自らがタイミングを上手く掴む事が秘訣じゃ」
「っは・・・はい!!」
訳も解らぬまま、ただ言われた通り我武者羅に練に挑む。
私にはまだ、自分に何が起きてこんな事になっているのか解らないけど・・・
ゼノさんは何かに気づいているようだ。
今は練に集中しなきゃ