第45章 45話

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「うわぁぁぁ・・・・」


「これでいいわ、これで完璧。女の子の身体に生傷なんてあってはいけないの」



それから少ししてキキョウさんは戻ってきた
話を聞くと、どうやらゾルディック家専属の医療班に話をしてきたそうだ。

私のこの傷なら直りかけなので、まだ跡を残さず綺麗に治せるとの事・・

それでも私はまさかこの場ですぐに治るなんて思っていなかったので、人の念能力を間近で見る事になり大変驚いた。
確かに暗殺を生業としている以上、戦闘で負傷してしまうのは度々だろうし
このような人たちを雇っているのは考えられなくもなかったけれど。



「な・・何もなかったみたいに綺麗に直ってる・・」

「そうでしょうそうでしょう、さあ名前さん続きをいたしましょうね。」


「は・・・はい・・」


ここまでされてしまっては、またミルキの時のように断るに断れなくなってしまう・・。
跡が残らないのは大変に嬉しい事ではあるけれど、これでまた念修行に専念できる時間が減るのかと思うと気は滅入るばかりだ。



そして・・その後、
やっとの事で始まった修行の場で・・
新たにまた、驚くべき事が明らかになるのだった。




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