第17章 *猫と私②
“強引”って研磨らしくない言葉に、変な不安を感じる。
私はそんな気持ちを隠すように研磨の首に抱きついた。
「………研磨の好きにしていいよ」
お願いだから今は何も聞かないで。
「あやね……」
研磨の手が下着をずらしていく。
ずらされていく間もずっと聞かないでって願っていると、研磨にされるがまま下着を脱がされ指が私の中にゆっくりと入ってきた。
慣れた手付きで私の弱いところを探り、中で研磨の指が私の弱い部分にかする度腰がピクッと勝手に動く。
「ここが良い??」
「あっ、んっ…そこ…はぁん」
「あやねの中柔らかくて、あったかくて気持ちいい…ここに挿れたらもっと気持ちいいんだろね」
研磨がそう言うと指の動きが早まり、水気を帯びた音が激しさ増して鳴る。
私はその刺激に思わず足を閉じ、研磨に抱きついて身体に力を入れた。
「あんっ、研磨…そんな、すると、んっあっ!!イっちゃう、あぁんっ!!」
「イっていいよ」
研磨が私の首筋に舌を這わし、執拗なまでに中を刺激するから私はあっと言う間に絶頂を迎え身体を痙攣させ果てていた。
呼吸を荒げグッタリしていると、服を捲られ胸の先を研磨が口に含んで舌で強弱をつけ先を転がして舐めだした。
イったばかりの私には、その刺激が普段よりも何倍も刺激的で我慢出来ずに喘ぎ声を上げて研磨の頭を抱える。
研磨が満足するまで胸を舐められた私は、既に洪水のように濡れた部分に研磨の物が欲しくて仕方なかった。
「研磨…挿れて」
「挿れる前に、ここ綺麗に舐めてあげるね」
「えっ!いいよ、研磨の挿れて欲しい」
「ダメ…」
すると足を開かれるとその間に研磨の顔が下り、私の濡れるそこに舌で舐め始めたのだ。
あまり舐められる事が好きではなかったのに、研磨の舌が敏感な部分を舐める度電撃が走る程強い刺激で腰が引けた。