第17章 *猫と私②
思ってたより大きな手の平。
クロの横にいたから研磨を小さく感じてたけど、研磨も男の子なんだな……私は研磨の手に触れ、その手を自分の頬に当て手の平にキスをする。
「研磨…」
「あやねにもっと触りたい…」
私達はお互い何も言わずにキスをし、服の上から私の胸に触れる手に意識が集中していた。
研磨に初めて触れられた部分が熱く、弱い刺激に焦らされてる感覚になっていた。
「んっ…ちゃんと触って…」
私のワガママに応えてくれる研磨は、ためらう事なく私の服の中に手を入れブラのホックを簡単に外す。
その手際の良さに引っかかるも、研磨の指が胸の先に触れると身体が過剰な反応をみせた。
「ひぁっ!」
「あやね可愛い…このまま、してもいい?」
研磨は私の胸を弄りながら、私の頬にキスをして『いい?』って2回も聞いてくる。
ねだる研磨の声が可愛いくてわざと黙ってれば、研磨が今度は私の上に跨って私の手を掴みベッドに縫い付けたように押さえられた。
「何も言わないならこのままするよ?」
力の入る腕に強引さを感じどんどん心臓が早まる。
「うん…して欲しい」
押さえられたまま、研磨の顔が近付きキスをされると私の足の間に研磨の足が割って入る。
それだけでその先を想像して勝手に濡れてくのが分かる程……研磨といやらしい事想像してた。
すると、研磨の片手が私のスカートの中に入り太ももを撫でる。
「んっ、くすぐったい…」
「あやねはどうされるのが好きなの?」
「えっ…どうって…」
「優しく?それとも、強引に?」