第23章 おまけ物語
俺はわざと甘えた感じで『欲しいで〜す』って素直に言えば破顔させて笑う。
ヤベーな。
スッゲー可愛い。
そう思ったら我慢なんかしてやる義理はないわけだ。
笑うあやねに近付いて唇を奪うと、笑っていた顔はガラリと雰囲気を変え……俺の知る色気たっぷりのあやねに変わった。
何度もこの顔で俺を呼ぶ度、心をがんじがらめに囚われてく。
「んっ…クロ…」
「…もっと呼べよ…」
俺を求めて。
「あっ…やっ、クロ待って…まだ、保存してない…」
「知るかよ…んなの後でしとけ…」
PCに腕を伸ばすあやねの腕を掴みそのまま押し倒して唇を再び奪い、舌を絡めとると少し苦しそうに俺の舌に応戦するあやね。
服の中に手を入れブラの上から胸を揉んでズラしては直に触れる。
手に吸い付いてくるように柔らかな胸を刺激してけば、スイッチの入ったあやねは俺の下半身を触って上下に刺激していた。
「…はぁ、あやねのエッチ…」
「クロには負けるよ…あっ、んっ、そこ、気持ち良い…」
俺も負けじとあやねルームウェアの短パン上から、ぐりぐりと膝で下半身を刺激してやると徐々に身体が熱くなるあやねはもどかしそうに腰をクネらせて感じていた。