第20章 *猫と私⑤
「研磨好き…もっと、して…」
「あやね、足そこに乗せて」
研磨に言われるまま浴槽の縁に片足を乗せれば自然と、開かれ羞恥心を煽る姿だった。
研磨の前で恥ずかしく開かれるそこは今だに研磨の指を咥え込んでは、抜き挿しされる度に愛液が溢れていた。
濡れた身体では見分けが付かないだろうが、水とは違うぬめりは明らかに欲情している証。
どんどん込み上がる絶頂感に頭がボーッとしてきた。
「研磨…気持ちいい…あっ、イキそう」
「イッて…」
「指…やだ…」
私がボソリと言えば、突然指が止まったので研磨を見てみると、私の顔を見ていた。
「なら、何がいい?」
真っ直ぐ見る研磨の表情は普段と違って、髪も濡れていて何だかとっても色っぽく感じる。
私は無言で研磨の硬く立つ下半身を触ると、ピクリと身体が反応する。
ゆっくりと刺激しながら触れれば、更に硬くなる研磨の物を私の中へと誘導する。
「これがいい…」
「っん、あやね…」
自分から研磨のを中へと挿れていくと、お互いに挿れた時の快感に息を吐いた。
ゆっくりと自分に入るところが見え、余計に感じていると研磨がキスをしてきた。
いつもと違う体勢で繋がる私達、研磨が動き出せばまた直ぐに絶頂感が戻ってくる。
「研磨イっちゃう!!」
「いいよ、っく!」
肌がぶつかる音が浴室に大きく響き声を我慢するのも、立っているの事も辛かった。
「あぁぁっん!!い、く…っ!!」
身体を震わせて研磨に保たれて果てたが、研磨は止まる事なく動き続けるので、私はがくりと力が 抜けたが研磨に支えられ下から突き上げられ悲鳴に近い声が漏れる。