第6章 TIME SLIP 〜アラン後編〜
「そこっ…… きもち い っ 」
(いつもより荒っぽいけど、でもそれも…)
アランの指は激しく中で動き、ミルクの愛液は止まらない。
「すごい溢れてるぞ……俺の指、そんなにいいの?」
「う んっ それに…制服姿のアランにこんなことされてっ …すごくイケナイことしてる気分 で」
「いつもより、感じちゃう、って?」
誘導尋問されたようで、悔しくなる。
「このままイカせてやりたいけど、早くしないと戻ってきそうだしな……」
指を抜くと、引き換えにアランは自身を挿入した。
「あ、 あっ」
「やば 、めちゃくちゃ、 きもちっ」
ミルクの中に挿れるのは初めてのはずなのに、自分を知っているかのように受け入れるそこは、もうすでに何年もアランのものだからだ。
アランの腰が激しく打ち付けられる。
「やっ あ、 ……はぁっ 」
「やばい もう、 イキそう…… はぁっ はっ
イ、 クッ…… 」
ミルクのお腹の上に、白濁が散った。
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「俺の嫁、もうちょっと丁寧に抱いてくれる?」
「っ!アラン!」
「一応、ノックはしたんだけど。」
「どこから見てたんだよ。」
「えーと、ミルクが過去の俺も愛したいって言ってたあたりかなー。」
「けっこうはじめの方からじゃねーか……」
「ミルク。」
半乾きの髪がいつもよりアランを艶っぽく見せて、ドキッとする。
アランはミルクの頬を撫でて問いかけた。
「今の俺も、もう一回愛して?」