第23章 クリスマスリレー小説ー夏津ー（未完）

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ミルクの首筋に夏津の舌が滑る。

「……っあ」

するりと着物の裾からも手が滑り込んできた。

「ちょっと……っ、待って、夏津」

「うるさい」

構わず、手は奥へと伸ばされる。
部屋の外の寒さとは裏腹に、肌は熱を持ち汗が浮かぶ。

「あっ」

密部に到達した指の刺激に、体全体が揺れた。

髪を飾る簪がしゃらりと音を響かせる。

同時に胸元が外気に晒されたかと思うと、夏津は胸の突起にくっと歯を立てた。

「はあっ」

抵抗しようにも、最早力は入らない。

なすがままにされている自分自身にも、また別の刺激を感じてしまう。

「な……夏津……ん」

今にもこぼれおちそうな涙を浮かべた、ミルク。

「お前……その顔、ホントそそるな」

そう言って夏津は自らの着物を脱いでいく。

「ほら……力、抜け」

鍛えられた肢体を露にし、夏津はミルクへと覆い被さった。

「あっ、んっ」

急な刺激に、掴んだ夏津の肩へ爪が食い込む。
ミルクの腰に両手を回し、強い力で打ち付けた。


「はあっんっ」


素肌を暴かれたものの、そこだけ残された帯の上で光を集め、きらりと光る翡翠。

夏津の動きに合わせるかのように、それは何度も瞬いた。

「な、夏津っ……んっ」

ミルクは体を大きく震わせた。