第2章 レオ←→セバスチャン
「机の上に座って。」
レオは邪魔になりそうな本を手でのけると、ミルクの腰を持ち机に座らせた。
「スカート短かすぎ。少し足開くだけで全部見えちゃうんじゃない?」
ミルクの両膝に手を乗せて、脚を開かせると間に入った。
机に座ったせいで、お互いの目線はいつもより近くなる。
レオはミルクの腰に手をまわし、顔を近づけた。
「キスしてもいい?」
ミルクは黙って自分からレオの首に手を回した。
「んっ ……ふっ 」
貪るようなキスのあと、そっと唇が離れる。
「我慢できなかった……!
レオ、大好きだよぉ。」
ぎゅうっと抱きついた。
「うん、知ってる。」
「昨日はごめんなさい。」
「俺の方こそ。約束守れなかったのは俺だから。」
涙声になってきたミルクの背中を優しくさすりながらレオが言った。
ミルクは一度体を離してレオを見る。
「あのね、私っ……!」
話し出そうとした唇をキスで塞がれる。
「それ、あとで聞いてもいい?
これじゃ、生殺し状態で辛いんだけど。」
「あ……」
スカートの裾から手が入り、太ももを滑って脚の付け根に向かう。