第15章 レオのプライベートレッスン.4
「はぁっ…… んっ レオ… これ… 」
「すごい、潮吹けるようになったんだね。
こんなに感じてくれて先生嬉しいよ。」
レオは濡れた手をぺろっと舐めながら言った。
「ね、挿れてもいい?」
「うん……レオが欲しい 」
レオは私の膝に手を置いて脚を開かせた。
「ヒクヒクしてる。」
「やだっ、そんなに見ないで……。」
「ここが俺のことどれくらい欲しがってるのか見たくてさ。」
もう……恥ずかしいし、何よりもう待てない!
私はレオの方へ手を伸ばし根元を持つと、それを中心にあてがった。
「先生、お願い、早く……。」
言い終わった瞬間、熱が一気に挿入された。
「おねだり上手すぎ。」
レオがゆっくり動き始める。
少しずつ分かってきた自分のいいところに擦れるように、レオの腰に両脚をまわし密着した。
レオの動きに合わせて自ら腰を動かしてしまう。
「ミルクちゃんどんどんエッチになるね。
俺も気持ちいいよ……っ。」
中ってこんなに気持ちいいの?!
初めてじゃないのに、初めてみたい……。
徐々に打ち付けるスピードが早くなる。
それに比例してまた快感の波が押し寄せてきた。
投げ出した手にレオが手を重ね、ぎゅっと握る。
「あ、レオっ…… 待っ て、イっ ちゃう ……っ 」
「いいよ、イって……俺も っ 」
重ねられた手を強く握り返して、私はイってしまった。
……………
「卒業だね。」
「え?」
腕枕をされながら唐突に言ったレオに聞き返す。
「中でイケるようになったでしょ?」
「そうだけど……、」
私はレオの胸に顔を埋めて続けた。
「レオにはまだ色々教えてもらいたい……。」
「いいの?俺、結構ディープなところまで行ける人だけど。」
「痛いのとかはイヤだよ!」
「そっかー。ミルクちゃん貪欲だね。嬉しいな。」
「聞いてる?!」
「聞いてる聞いてる、これからももっと気持ちよくさせてあげるから、ね。」
笑いながら話すレオの声が甘く胸に響く。
好きな人に愛してもらえる悦びに浸って目を閉じた。