第15章 レオのプライベートレッスン.4
「いい反応。」
レオは身体を起こすとシャツを脱ぎ、ベルトをはずすと下に履いていたものも全て脱いだ。
「見て、ミルクちゃんに会えたのが嬉しくて、俺のこんなになってる。」
それは、上を向いて欲望を主張させていた。
「これ、可愛いね。
ま、今から脱がせちゃうんだけど。」
レオはそう言うと、ネグリジェの裾から手を入れた。
上半身が露わになると、さっきの続きをするようにまた舌が胸元を這う。
快感に身をよじらせて脚を動かすと、レオの内腿に触れる。
すると囲うように手と脚をついていたレオが、ぴったりと身体を合わせてきた。
お互いの脚を擦り合わせるように絡ませる。
レオと肌が触れてるだけでこんなに気持ちいいなんて……。
「こうやって抱き合うの、久しぶりだね。」
そうだ。
自分でしたり、お互いを気持ちよくさせたりはしてたけど、肌を重ねて求め合うのは久しぶりだ。
レオは胸の頂を執拗に攻めて、私はたまらずまわした手に力を入れた。
そして、思わず
「もっと…… 」
とせがんでしまった。
その言葉に応えるようにレオは先端を優しく甘噛みした。
ゾクっとした快感が背中を走る。