第15章 レオのプライベートレッスン.4
んん……。
やっ、くすぐったい……!
首筋を這う柔らかな感触にびっくりして、片足を夢の中に突っ込んだまま目を開ける。
暗がりの中、人差し指を口の前に立てて笑うレオと目が合った。
え?!
レオは私を囲うように四つん這いになって見下ろしている。
「レオ?!なんでここにいるの?」
「がんばったら最終便に間に合った。」
小さな声でやり取りする。
明日の朝の便だって言ってたのに。
「がんばったご褒美、もらってもいい?」
私が頷くよりも先に、唇が重なった。
少しずつ深くなっていくキス。
私はレオの首に手を回す。
会えなかった時間を埋めるように、舌が絡み唾液が混ざり合う。
レオの手が、私の頬を滑り首筋から鎖骨をなぞってその先のふくらみにたどり着いた。
チュ……と唇が離れる。
「ほんとだ、ミルクちゃんノーブラ。」
「やぁっ ん… っ」
素肌に着たネグリジェの上からレオは胸をやわやわと揉み始めた。
「固くなってきた……。」
先端をレオの指が弾く。
「はぁ…っ あ …ん 」
しばらくそうした後、レオは布ごしにそこへ吸い付いた。
舌先で優しくなぞられて身体の芯が熱くなる。