第14章 レオのプライベートレッスン.3
スマホを耳に挟んだまま、引き出しを開けて箱を取り出す。
開けてみると、何度見ても卑猥な形をしたそれが出てきた。
「取り出した?」
「うん……。」
「じゃあそれ持って、ベッドへどうぞ。」
レオに促されて、ベッドに上がる。
「今、どんな格好してるか教えてよ。」
「もう寝るところだったから、ネグリジェ着てる。」
「今日は何色の下着着てるの?」
「ちょっと!その情報いる?」
「先生もミルクちゃんのこと考えて興奮したいから、ね?」
もう……。
「今日はピンクだよ。」
「ちなみに寝る時ってやっぱりノーブラなの?」
「う、うん。」
「へぇ。想像するだけで今すぐ帰りたくなってくるよ。
そしたら、下着脱いじゃおうか。」
私は腰を浮かせ、下着を脚から抜いた。
「電話で俺にこんなことさせられて、もう濡れてる?」
「多分……。」
そこが熱をもって疼いているのはもうずっと前からだ。
「確かめて。」
私はクッションに背中を預けて膝を立てると、そこへ手を伸ばした。
「どうなってた?」
「ん……濡れてる。」
「自分で気持ちいいところ、触って。」
私は割れ目にそっと指を差し入れた。