第13章 レオのプライベートレッスン.2
「ミルクちゃん、スリーアウトだよ。
煽っちゃダメって言ったでしょ。
イケナイ生徒だなぁ。」
レオはベルトをはずし、ボトムスを脱いだ。
口角を上げてニヤリと笑うと、私の頬に手を添える。
「ここからは特別レッスン。
手、使わないでできる?」
「え?」
「手を使わずに脱がせて、俺を愛してみてよ。」
ってことは、口?ってことだよね……。
レオのボクサーパンツの端を噛んで、少しずつ引きおろす。
怒張したレオのものが引っかかった。
痛くならないように気をつけてさらに下ろしていくと、それはパチンと撥ねて露わになった。
私はパンツを口で咥えたまま足元まで下ろし、レオを見上げた。
レオは何も言わないけれど、それから?とでも言うように目を細めて私を見ている。
膝立ちになると、口を開けて先端を少し口に含む。
「俺が一番気持ちいいと思う場所は最後になるように焦らしてみて。」
多分、男の人が一番気持ちいいのはここだよね。
ここを最後に攻めるってことは……。
初めてじゃないけど、そんなに経験豊富な行為じゃないからちょっと戸惑う。
1度口を離すと、根元のほうにキスをした。
唾液を絡めながら唇を滑らせ、何度も往復する。
レオの切ないため息が聞こえた。