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【イケシリ】sweet dreams【短編集】

第12章 レオのプライベートレッスン.1


「うーん、じゃあさらに聞くけど、自分で触ったことはある?」

「え、」

オナニーしたことあるかって聞いてるんだよね?!
答える前にレオが話し出す。

「その顔はしたことあるね。
 恥ずかしくても話してくれたら嬉しいんだけど……、自分で触ったらイケる?」

「……うん。」

「じゃあ大丈夫だよ。不感症じゃないはず。
 そもそも、女の子の中って鈍感にできてるんだよ。
 知ってた?」

「そうなの?」

「だって、そこから赤ちゃん産まなきゃいけないでしょ?
 だから、そういう風にできてるんだって。」

初めて知った。
そうなんだ……。

「それでも気持ちよくなれる場所はいくつかあるんだよ。
 でもね、それはちょっと触ったくらいですぐヨクなるものでもないんだ。
 いわゆる、"開発"が必要なんだよね。
 ゆっくり触って、時間をかけて慣らしていく必要があるってこと。」

私はうなづいた。
会話の着地点を予想して、鼓動が早くなる。

「俺が、レッスンしてあげる。
 一緒に気持ちよくなれるように、ミルクちゃんのこと開発してあげるよ。」


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