第10章 家光様の帰城ー四日目・鷹司ー
ぬるぬると愛液で濡れたそこは、すんなり俺を受け入れていく。
「す、げぇ気持ち いっ 」
浅く抜き差しを繰り返しながら、少しずつ奥を探っていく。
「や、ぁあっ 奥 いいっ…… 」
全部入った……。
奥まで突いてやると反応がいい。
少しずつ律動を早めながら甘い声を頼りに攻めていくと、時折中がぎゅっと締まるのがわかる。
「ここか?」
「あ、そこ ……だめっ んんぁあっ」
集中的に擦ると、愛液が一気に溢れてきた。
ぎゅうぎゅうに締められて、俺もそろそろ限界が近い。
紗代の手を握り、指を絡めた。
「鷹司…っ も、イッちゃいそう っ」
「俺もだ…… はぁっ イ、ク ……っ 」
絡めた指の力が強くなり、紗代も同時にイったのがわかった。
………………
すげぇ気持ちよかった……。
紗代が身体を寄せてきたから、腕枕をしてやる。
少し汗ばんだ肌がぴったりとくっついた。
「やっぱり夢みたい。
もう会えないと思ってたから、こうなれて嬉しい。
鷹司にいっぱい触ってもらって、すごく気持ちよかった。」
紗代は、俺の胸に手を置き鎖骨を指でなぞりながら言った。
おい、やめろ。
そんな触り方して、そんな可愛いこと言われるとやばい。
「あ……。」
あーあ。
「おまえが悪いんだからな!」
ーその後俺たちはもう一度繋がった。