第10章 家光様の帰城ー四日目・鷹司ー
俺も着物を全部脱ぎ、もう一度紗代を組み敷いた。
鎖骨の辺りに口づけて、強く吸う。
白い肌に紅い痕がついた。
「俺のものってしるしな。
もう誰にも触らせないから。」
滑らかな肌を愉しむように手を滑らせていく。
紗代が甘い吐息を吐きながら身をよじらせるのがたまらない。
手が繁みにたどり着く。
割れ目にそっと指を差し込むと、そこは充分に潤っていた。
優しく上下に擦ると、紗代の腰が反応して動く。
「おまえ、やらしいな……。」
「だって…… ぁあんっ そこ … もっとっ」
固い蕾をぐりぐりと押すと、さらに腰が跳ねて愛液が溢れてくる。
それを指に絡ませて入り口をつつく。
ゆっくり挿れると指一本は簡単に飲み込んだ。
指を増やし、蕾も親指で刺激すると中で指が締めつけられるのがわかる。
「ね、 私……もう、欲しい……。」
そう言って紗代が俺の下半身に手を伸ばした。
「……っ!
俺、余裕ないから……、痛かったら言えよ?」
鈴口を紗代の中心につける。
そこが触れ合っただけで、背筋がぞくりとした。