第1章 アラン←→アーサー
アランはミルクのイイところを知り尽くしていて、いつもピンポイントで攻めてくる。
アランの手で、アランの舌なのに今日はそうならない。
いつもと違うもどかしさが逆に気持ちを昂ぶらせ、イイところを触ってほしくて自分から積極的に動いてしまう。
「もっと触って……っん」
「ここ?」
「……っ うん もっと強くしてもいい よ」
乳首を口に含んだアーサーが強く吸うと、ミルクが背をのけ反らせた。
「アーサー、じょうず……はぁっ んっ」
アーサーの手が下へ伸びる。
「凄く濡れてる……。指、入れるね。
ここかな。」
「う、んっ もうちょっと下……、あ、 あっ」
恐る恐る、指が入ってくる。
「どう?」
「気持ちいいっ よ …… 一緒にここも触って……」
ミルクは、蕾にアーサーの指を導いた。
「こう、かな?」
アーサーはそこをぐりぐりと押しつぶすように刺激する。
「や、 あ っあん 」
「すごいね、これ、どんどん溢れてくるんだ……。」
ミルクはアーサーの下半身に手を伸ばし、既に固く熱を持ったそこを握る。
アーサーは、ビクッとして腰をひいた。
「アーサーのことも、気持ちよくしてあげるね。」