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貴女のご指名は?【ホスト松】

第5章 甘い甘い練習


チョロ「え?僕はウエイターだよ?」

『はい、知ってます』


でも、もうすでにこの店の執事みたくなってるんだよね。ファンだって多いし、イベント中だけでもホストになってくれると嬉しいんだけど……。

チョロ「ウエイターがいなかったら、お客さんの案内できないよ?」

甘い!

『執事になりきるんですから、当然、プレイヤーが案内します』

チョロ「でも、僕は………」

『普段通りにすれば、問題なしです』


だって、もうすでにチョロ松さんは執事という役を、自分のものとしてるもん。無自覚なだけで。


チョロ「………わかったよ。でも、イベント中だけだからね?」


『はい、十分です』



これで、いつもの売り上げ2倍も夢じゃない!
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