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貴女のご指名は?【ホスト松】

第1章 初のご来店


『…………ねえ、やっぱりここに入るの?』

不安になってまた尋ねる。

だって、だってね?


看板に書いてあるんだもん。




【ホストクラブ・amourーアムールー】って。




ホストクラブってなに!?

いや、意味は知ってるんだけど、なぜにわたしをここに連れてきた!?



わたしの問いは完全にスルーされ、その店の中に入っていく。わたしの必死な抵抗も無謀に終わった。





わたしだって、無駄に26年生きてきたわけじゃない。




いい加減、腹をくくろう。
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