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貴女のご指名は?【ホスト松】

第1章 初のご来店


「ん………、あれ……?伊織……?」

『ゆ、由美が起きたみたいなんで!かっ、帰ります!!それじゃっ!!!』

「どうしたの……?そんなに焦って……」


いつまでも寝ぼけている由美の腕を引っ張って店を出る。お金を払わずに。それほどに、わたしに余裕がなかった。


おそ「また来てねー♪」


陽気にそう言ったおそ松さんを無視して。





わたしの目がおかしいのかもしれない。






わたしには、彼が悪魔に見えた。
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