第5章 やめろ
「里奈ちゃん!」
里奈は倒れてしまった
「これを外してくれないかな?」
「‥‥‥」
芥川は何もいわず里奈をひきずりどこかへ行ってしまった
「うわぁ!!」
「太宰!!」
「里奈さん!!」
国木田と敦の声がした
(国木田くん‥敦くん‥)
すると誰かの足音が聞こえた
「太宰!」
「国木田くん」
「加藤は?」
「芥川くんにつれていかれたよ」
国木田は太宰の縄を外した
「太宰!加藤を助けに行くぞ」
太宰は頷いた
「どこにいるかはだいたいわかるよ」
太宰が扉をあけると芥川がいた
「う‥」
里奈は意識を取り戻していた
「加藤をかえしてもらおうか」
「太宰さん!」
敦も合流した