第5章 やめろ
「なら‥自分に‥」
「私が君にふれているかぎり意味がないよ」
里奈は深呼吸をした
「どうする?」
「太宰さん‥ごめんなさい」
里奈は太宰をふっ飛ばした
「太宰さん!」
敦は太宰にかけよった
「こないで!!」
「里奈さん‥」
「近づいたら記憶を消します」
「それはだめだ!今までの事‥僕の事や太宰さん国木田さんの事忘れてもいいの?」
里奈はなにもこたえない
「私との記憶消してもいいの?」
「全部忘れてしまいたいの!」
すると国木田がちかづいてきた
「太宰の事を忘れたら後悔しちまうぞ?」
「後悔なんて‥」
「お前‥太宰が好きなんだろ?」
「え‥?」
敦は驚いた