第4章 捕まった
「国木田さん!なにかが送られて来ました」
「加藤‥いまからひとりで行動するなよ」
「え‥?」
「いいな!!」
里奈は頷いた
「太宰‥加藤と一緒にいろ!」
「了解」
「探偵社がやられたらやっかいだな‥」
「国木田くん‥里奈ちゃんと散歩してくる」
太宰はそういうと里奈の手を握り探偵社を後にした
「国木田さん大丈夫でしょうか?」
敦は心配になってきた
「太宰に異能力を使っても意味がない事はわかってるだろ?」
「それはわかってます‥でも‥太宰さんは普通に殴られたりしたら無理なんじゃ」
「もし‥そうなったら加藤が記憶喪失を使って記憶を消すだろう。だが二人とも‥力は強くない‥」
「行きましょう国木田さん」